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GWひとりテント旅

2017-05-08

こんにちは、皆さま楽しいGWをお過ごしなされたと思います。

私事ですが、昔は子供たちを連れてよくキャンプに出掛けたものです。

長野県や山梨県、所謂 甲信越地方ですね。

今では誰も一緒に行ってくれないので、

行ってきました一人で・・・

 

 

北アルプス

 

涸沢カールテント伯の旅です。

 

自宅を夜8:0に出発し、上高地 朝の6:00、夜を徹したご褒美か

河童橋の向こうで穂高岳が迎えてくれました。

あの頂に横尾経由、涸沢カールベースで挑みます。

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA 河童橋とその向こうに穂高岳

 

雪解けの梓川の流れと穂高の岳沢の渓谷美が徹夜の疲れを忘れさせてくれます。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA 梓川と穂高の岳沢

 

横尾を過ぎると残雪道が始まり、登山道も急駿になってきます。

普段なら写真撮影を装って、適度に休憩を入れるんですが、

この辺りから樹林帯に入り、取り立てて写真撮影する風景や花もなく、

寝不足の疲れと体力のなさが相まって、気持ち悪くなるような疲労感に襲われました。

 

と、一瞬開けた景色の横に聳えるは、

 

屏風岩です。日本一の断崖絶壁です。

 

この圧巻の迫力は疲れを恐怖に変えてくれます。

 

屏風岩

 

延々と続く渓谷の残雪道、約17キロの荷物の重みが肩に食い込み、またまた気持ち悪くなりました。

 

皆さん もくもくとカールに吸い込まれていきます。

高度を増すと空気も薄くなり、呼吸も乱れてきます。

 

本谷橋を過ぎ

 

上高地から歩くこと約7時間、

やっと到着です。

涸沢カールです。

紅葉時期の写真は多くの方がご覧になられたことなあるのではないでしょうか。

日本屈指の紅葉を誇ります。

 

明日からの穂高岳アタックのベースキャンプとなります。

この日の最後の体力を振り絞り、ひとりさみしくテントを建てました。

正面に穂高連峰の北穂高岳が聳えています。

寒くないかと試しに寝袋にはいったら、そのまま寝てしまい、

起きたら夜の11時でした。

涸沢カール さて、私のテントは何処にあるでしようか?

 

 

翌朝のモルゲンロート、朝日が白い山肌をピンク色に染めます。

ジャスト5:00、いざ出発です。

モルゲンロート

 

小豆沢コースから白出のコルというところに取りつき、そこから主峰を目指します。

途中、スキーで登る女子大生、中央ルンデから奥穂高に登り、岳沢に降りるとのこと。

一般登山者では到底思いつかない、というよりできないコースです。

山岳スキーヤー

 

白出のコル到着です。

穂高小屋でコーラを飲んで、奥穂と思っていましたが、雪の量があまりに多く、

対面の涸沢岳に登ります。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA 白出のコルから雪が多くて怖そうな奥穂高岳を仰ぎ見る

 

今登ってきた向こうには常念山脈とその主峰の常念岳が悠々しく鎮座しています。

谷部の小さい点々の集合は、我々のキャンプです。

常念山脈主峰 常念岳

 

約30分、ピッケルの氷を突き刺す音が続いて、

到着です。

涸沢岳頂上です。

お疲れさまでした。

 

遠くに槍のように尖った槍ヶ岳、手前に伸びる縦走コースの大キレットそして手前の北穂高岳。

 

疲れが飛びますね。

槍をバックに

 

北側には富士山も俯瞰できました。

富士山

 

お疲れ様でした。

この後、雪崩が発生したため、小豆沢を避けてザイデングラートを下山。

下山途中、まだ小豆沢を登っている若いカップルがいたと思いきや、

轟音とともに雪崩が発生、流される女の子を目の当たりにしましたが、

幸い、埋まらずにうまく止まってくれて何事もなかったようでした。

 

翌朝、身支度とパッキングを終えて、涸沢を後にします。

帰りは、梓川が右手になります。

 

梓川

 

河童橋まで降りてくると、一般の観光客でごった返していました。

河童橋(帰路)

 

残雪期の涸沢、穂高岳、いいひとりキャンプとなりました。

今度は秋の紅葉時期にいごっと(Gotto)

お疲れさまでした、本社のゴトウでした。

GWの今週、頑張っていきましょう。

 

 

 

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