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ゆきとぴあ七曲 羽後町文化財探訪②

2020-01-20

羽後町冬の祭典「ゆきとぴあ七曲」

そのメインイベントの「花嫁道中」のコースを

旧長谷山邸から七曲峠へ、

イベントとは逆に降りてみました。

 

秋田県雄勝郡羽後町田代地区

(アキタケン オガチグン ウゴマチ タシロ)

ゆきとぴあ七曲「花嫁道中」

来週1月25日㊏の開催で、

写真の旧長谷山邸では、会場のステージや雪像造りが

行われていました。

ご苦労様です。

 

花嫁道中のコースではないのですが、

途中、阿部家住宅(現在カフェ兼農家民宿 阿専)の

写真を納め、七曲峠を降りてみました。

 (阿部家住宅 カフェ阿専)

 

花嫁が馬そりに揺られながら峠を超える昔懐かしい

花嫁道中の様子を再現するイベントです。

ろうそくにともされた雪の回廊をいく情景は

なんとも幻想的です。

 

( 七曲峠 肘曲)

この日も晴れあがって道路には雪がありません。

当日まで少し積もってくれないと

そりが滑らなくて馬が大変です。

 

 

 (焼石連峰が見渡せる)

道脇の林の切れ間から焼石岳連峰も見渡せます。

平野部手前は羽後町西馬音内地区、

その向こうが湯沢市になります。

 

 

藩政時代、七曲り峠は、日本海から内陸部へ海産物輸送重要路線、明治に入ってからも旧田代村と旧西馬音内の交易路線としてなくてはならない道路でした・・・(説明板より) 

 (日本の坂道三十選 七曲峠説明板)

 

 

中腹で、水がコンコンとそそぐ場所があります。

長命水です。

 

(長命水)

冷たくて美味しい(冬のためか少し暖かく感じた)

命の水でのどを潤しさらに下りると、 

東屋があります。

ここからは横手盆地全体が見渡せます。

一息つける場所ですね。

雪がない時期は、下に駐車スペースもあります。

 

 (5合目 痩峰)

 

東屋を少し下りたカーブに

山並みが一望できるポイントがあります。

大きく白い3つの頂が見えます。

右から真昼岳山塊(主峰真昼岳)、

中央は和賀山塊(主峰和賀岳)、

左は秋田駒ヶ岳(主峰女男岳)、

目を凝らすと八幡平まで見えそうです。

 

 (秋田県の奥羽山脈を一望)

 

道路脇にしがっこ(つらら)が出てきました。

しがっこ祭りができそうですね。

さあ、間もなく七曲峠登り口に到着します。

 

(しがっこ) 

 

 

西馬音内川沿いの道路に出て、左り進むと間もなく

金剛童子線刻像

が現れます。

南北朝時代のものと思われ、

秋田県指定有形文化財となっています。

近くの曹洞宗西蔵寺の所有だそうです。

お賽銭を上げ、拝礼し、財福と威徳神通自在を願いました。

 

 (金剛童子線刻像)

 

曹洞宗西蔵寺の山門

を左に眺めながらお寺を過ぎると

左にお地蔵さんが現れます。

以前から気になっていたので

今回写真に納めさせていただきました。

( 西蔵寺お地蔵さん)

下山の無事故を感謝しました。

 

旧長谷山邸からこのお地蔵さんまで

僅か5~6キロほどの峠道ですが、

歴史を刻んだイベントや文化財、

自然や景観など

これほど濃縮された峠道は珍しいような気がします。

往時の花嫁道中を思い描きながら、

機会があったら峠を越えてみてはいかがでしょう。

 

ゴトウでした。

 

 

追記

今回、途中でのどを潤してくれた長命水、

英語訳すると

ライフウォーターでしょうか。

長寿と健康をお約束する

家でいえば当社の

ライフボックスのようですね。

住まう人の生命と夢を守るシェルター、ライフボックス。

その構造見学会を今週末1月25㊏26㊐行います。

生憎花嫁道中と重なってしまいますけど。

ご案内いたします。

長命水の画像をクリックしてみてください。

↓  ↓  ↓

(ようこそライフボックス見学会へ)

 

それでは今週もよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

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