国見岳登山（秋田県湯沢市）

国見岳麓のほったらかし農園で

草刈りをしていたら、

「国見岳のPRをして地域を活性化させたい」

とたった今、国見岳の途中まで

登ってきたというエアー山友が畑にやってきました。

 

「じゃあ、このほったらかし農園を

ベースキャンプにして、

長芋堀のオプションもつけて

登山ツアーでも企画するか？」

などと話し込んだら、無性に登りたくなって

気づいたら、畑の近くの三梨神社横の

登山道入り口まで来ていました。

 

 

杉林の中に一歩踏み入れると

涼し気な空気がながれ、

 

 

まずはラショウモンカズラのお出迎えです。

 

ほったらかし農園も山野草は生えるのですが、

この花は、やはりもう少し標高がないと現れません。

下界と山界の一線を画すかのように

涼し気にそよいでいます。

 

ミヤマハコベ

低山とはいえ久々の登山なので

深山（ミヤマ）とつく花には

ワクワクしますね。

 

新緑のブナ林

ついこの間まで、残雪があったと思ったら、

山ももう新緑の世界で生き生きと

萌あがって、間もなく深緑へと向かいます。

 

三梨神社を登山口とするこのコースから登るのは

初めてですが、綺麗に整備されていて

見晴らしもいいです。途中までは、

 

 

 

クルマバソウ

輪生する葉が綺麗な車輪上にみえることから

この名前がついている。

ヨーロッパではハーブに利用し

ワインの香りつけに使う国もあるらしい。

 

チゴユリ

単独でも咲いていますが、

こうした群落はなかなかの圧巻です。

国見岳のこのコースならではなのか。

 

三梨神社祠？

造山活動で隆起したこの山体を表すかのような

巨大な岩をご神体にしているのでしょうか。

ここまでは何とか参道の整備をしているようです。

拝礼を済ませ、さあここからが、

藪漕ぎの世界になります。

 

イカリソウと自分

山頂までもう少しというところで、

あまりにも藪漕ぎがひどく、

道もロストしてしまったので、

無理は禁物引き返そうとふと足元には、

イカリソウ。

少し終盤気味でしたが、

こんな撮り方をしてみました。

 

藪漕ぎで

自分がイカっているわけではありませんよ。

ラッキーなことに花の中には

虫が昼食中でした。

なんという虫だろう。

怒り虫？（笑）

 

 

頂上を断念し、後ろ髪惹かれながらの下山でしたが、

鳥海山と雄長子内岳、雌長子内岳の

トライアングルショットが見られて

ラッキーでした。

もう少し田んぼに水が張られると

まるで松島のようだと表現する人もいます。

国見岳標高５８７ｍ、

令和5年8月7日は国見山登山の日にしようと

エアー山友に誘ってもらいました。

山道の整備が済んだら、ぜひ皆さんにも

登ってほしいですね。

ご視聴ありがとうございました。

この日もほったらかし農園を

ほったらかしにしてしまった

ゴトウでした。

※エアー山友とは、

そのうちいつか一緒に登ろうと話には出るものの

まだ一度も一緒に登ったことがない知人

 

 

 

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